坐骨神経痛は、腰から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて広がる神経の炎症や圧迫によって起こる痛みです。
痛みだけでなく、しびれや感覚の鈍さ、筋力低下などの症状を伴うこともあります。
坐骨神経痛の原因は、
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症などの疾患による圧迫
- 梨状筋症候群などの筋肉の緊張や炎症
- 妊娠や出産による骨盤のゆがみ
など、さまざまです。
坐骨神経痛の治療には、薬物療法や理学療法などが行われますが、鍼灸治療も効果的な方法の一つです。
【神経痛に対する鍼灸治療】
鍼灸治療による坐骨神経痛の治療効果
鍼灸治療は
- 坐骨神経痛の痛みやしびれ
- 感覚の鈍さ
- 筋力低下
などの症状を改善する効果が期待されています。
鍼灸治療による坐骨神経痛の治療効果は、以下のような要因によって説明されています。
- 血行促進効果
鍼灸治療は、血行を促進する効果があります。
血行が促進されると、神経の修復や炎症の治癒が促進され、坐骨神経痛の症状が改善されます。
- 鎮痛効果
鍼灸治療は、鎮痛効果があります。
鍼やお灸の刺激によって、脳内物質の分泌が促進され、痛みを感じにくくなります。
- 筋肉の緊張を緩める効果
鍼灸治療は、筋肉の緊張を緩める効果があります。
筋肉の緊張が緩むと、神経への圧迫が軽減され、坐骨神経痛の症状が改善されます。
鍼灸治療による坐骨神経痛の施術
鍼灸治療による坐骨神経痛の施術では、腰や太もも、ふくらはぎなどの患部に鍼を刺します。
また、背中やお尻などのツボも刺激します。
鍼灸治療の頻度は、週に1~2回程度が目安です。
治療の効果は個人差がありますが、継続することで、坐骨神経痛の症状が改善される可能性があります。
坐骨神経痛の治療における鍼灸治療の注意点
以下の点に注意が必要です。
- 妊娠中や授乳中は、鍼灸治療を受けることはできません。
- 血圧や糖尿病などの慢性疾患がある方は、鍼灸治療を受ける前に、主治医に相談するようにしましょう。
- 感染症や炎症がある場合は、鍼灸治療を受ける前に、鍼灸師に伝えるようにしましょう。
坐骨神経痛でお悩みの方は、鍼灸治療を検討してみてはいかがでしょうか。
来院~施術の流れ
予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)
- ご来院
- 問診
- 検査、テスト、切診(触診)
- 状態、施術の説明、確認
- 施術
- 施術後の状態の確認
- お会計・次回予約
初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。
2回目以降は60分程度で終わります。
施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。
次にうつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
初めての方は初診料がかかります。
ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。
ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。
施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。
事前のご予約をお願い致します。