首が痛くて困っていませんか?首の痛みは、仕事や日常生活に支障をきたす可能性があります。
今回は、首の痛みの種類や原因、関係する筋肉、鍼灸治療の効果について解説します。
首の痛みの種類
首の痛みには、大きく分けて以下の2種類があります。
- 筋肉性首痛
筋肉の緊張や疲労が原因で起こる首痛です。
長時間同じ姿勢を続けたり、デスクワークやスマホの使用などで首や肩の筋肉が緊張することで発症します。
- 神経痛性首痛
首の神経が圧迫されることで起こる首痛です。
寝違えや交通事故などの外傷、加齢による骨や椎間板の変化などが原因で発症します。
首の痛みの原因
首の痛みの原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
- 姿勢の悪さ
長時間同じ姿勢を続けたり、猫背や前かがみの姿勢を続けることで、首や肩の筋肉に負担がかかり、首の痛みを引き起こします。
- ストレス
ストレスによって自律神経が乱れることで、首や肩の筋肉が緊張しやすくなり、首の痛みを引き起こします。
- 加齢
加齢によって骨や椎間板の弾力が低下することで、首の神経が圧迫されやすくなり、首の痛みを引き起こします。
首の痛みと関係する筋肉
首の痛みを引き起こす筋肉は、以下のとおりです。
- 僧帽筋
首の後ろにある筋肉です。
首を回したり、頭を持ち上げたりするときに働きます。
- 起始:第7頸椎から第12胸椎の棘突起、肩甲骨の肩甲棘、肩甲骨の肩峰下縁
- 停止:上腕骨の結節間溝
- 胸鎖乳突筋
首の前にある筋肉です。
首を前に倒したり、頭を左右に傾けたり、首を回したりするときに働きます。
- 起始:鎖骨の内側1/3、胸骨柄の上縁および前面
- 停止:後頭骨の上項線、側頭骨の乳様突起
- 肩甲挙筋
肩甲骨を上げる筋肉です。
首を後ろに倒したり、頭を持ち上げたりするときに働きます。
- 起始:胸鎖関節の胸鎖関節上部、第1胸椎から第3胸椎の横突起
- 停止:肩甲骨の肩甲棘
鍼灸治療でどうなるのか
鍼灸治療は、首の痛みの原因となる筋肉や神経を刺激することで、痛みを緩和する効果があります。
また、鍼灸治療によって血行が促進されることで、筋肉の疲労や炎症を改善する効果も期待できます。
まとめ
首の痛みは、姿勢の悪さやストレス、加齢などの原因によって起こります。
軽度の首の痛みであれば、安静や市販の鎮痛薬で改善することもあります。
しかし、痛みが強い場合や、長期間続く場合は、カラダが悪い状態のままなのでしっかりと治療しましょう。
来院~施術の流れ
予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)
- ご来院
- 問診
- 検査、テスト、切診(触診)
- 状態、施術の説明、確認
- 施術
- 施術後の状態の確認
- お会計・次回予約
初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。
2回目以降は60分程度で終わります。
施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。
次にうつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
初めての方は初診料がかかります。
ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。
ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。
施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。
事前のご予約をお願い致します。