顔面神経麻痺とは
顔面神経麻痺は、顔の筋肉を制御する顔面神経が損傷を受けることによって引き起こされる状態です。
例えば、顔面神経が麻痺することで、表情の変化や眼のまばたき、口の開閉などが困難になります。
顔面神経麻痺の定義と原因
顔面神経麻痺は、顔面神経に障害が生じることで引き起こされます。
主な原因としては、ウイルス感染や外傷、腫瘍、脳神経の障害などがあります。
顔面神経麻痺の主な症状と特徴
顔面神経麻痺の症状には、
- 顔の片側または両側の筋肉の麻痺
- 表情の変化
- まぶたの下がり
- 涙や唾液の制御の困難
などがあります。
これらの症状は、日常生活や社会的な交流に大きな影響を与えることがあります。
顔面神経麻痺の治療方法
治療の目標は、症状の改善と患者の生活の質を向上させることです。
治療のアプローチには、薬物療法、物理療法、手術などがあります。
具体的な治療方法は、患者の状態や原因によって異なる場合があります。
治療期間と経過
顔面神経麻痺の治療期間は個人によって異なります。
一般的には、早期の治療が重要であり、症状の改善には時間がかかることがあります。
治療の経過は、定期的なフォローアップと専門医の指導のもとで管理されます。
顔面神経麻痺治療のガイドライン
また、専門的なガイドラインが存在します。
これらのガイドラインは、最新の研究やエビデンスに基づいて治療の手引きを提供します。
専門医や治療チームは、これらのガイドラインを参考にして治療計画を立てることが重要です。
顔面神経麻痺治療に使用される薬
この症状に対して、さまざまな種類の薬が使用されます。
その中でも、ステロイドと呼ばれる抗炎症薬は、炎症を抑える効果がありますが、副作用もあるため注意が必要です。
また、その他の治療薬も併用されることがあります。
ステロイド治療の効果と副作用
ステロイド治療は、炎症を軽減する効果があります。
しかし、副作用も存在し、例えば体重増加や免疫機能の低下などが報告されています。
医師の指導のもとで適切な投与量と期間が決定される必要があります。
その他の治療薬の紹介
ステロイド以外にも、さまざまな薬が使用されます。
例えば、抗ウイルス薬や鎮痛薬、筋弛緩剤などが挙げられます。
これらの薬は、症状の緩和や回復の促進に影響を与える場合があります。
顔面神経麻痺に対する鍼灸の有効性
顔面神経麻痺に対する鍼灸治療は、以下のような効果をもたらすことが報告されています。
神経機能の改善: 鍼灸は神経組織の再生や再接続を促進することが示唆されています。
針の刺激により血液循環が改善し、神経の修復と再生を助けます。
筋肉の活性化: 鍼灸は筋肉の収縮と弛緩を調節する作用があります。
顔面の筋肉の活性化により、表情の制御や口の開閉などの機能が改善されることがあります。
痛みの緩和: 顔面神経麻痺に伴う痛みや不快感を和らげる効果があります。
鍼灸によって神経の興奮性が抑制され、痛みの伝達が減少すると考えられています。
ストレスの軽減: 顔面神経麻痺は心理的なストレスを引き起こすことがあります。
鍼灸はリラクゼーション効果をもたらし、心身のバランスを取り戻すことでストレスを軽減します。
♦️当院は10年以上のキャリアがある鍼灸師が対応させてただいておりますのでご安心ください
まとめ
重度の場合や他の治療法との併用が必要な場合は、医師や専門家の指導のもとで治療を受けることが重要です。
鍼灸治療は、伝統的な医療技術として有効なアプローチです。
症状の改善や回復を促進するためには、週1回〜10日に1回程度のペースでご来院が望ましいです。
継続的な治療を受けることで、多くのかたが顔面神経麻痺からの回復していきます。
来院~施術の流れ
問診
来院されたら、まずはゆっくりとお話を聞かせていただきます。
初診では、お時間を80分程度みておいてください。
(2回目以降は60分程度で終わります)
お着替え
お着替えはこちらでご用意しておりますが、気になる方はご持参いただいても大丈夫です。
施術
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼をお灸をします。
(場合によっては顔も)
その後、うつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
お会計・次回予約
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
(あとからご予約いただくこともできます)