鍼灸とはそもそもなんなのか
鍼灸は、中国で数千年も前から行われている伝統的な医学の一種です。
細くて鋭い針を使って、体の特定の箇所(ツボ)に刺激を与えることで、痛み、不妊症、うつ病など、さまざまな疾患を治療します。
鍼灸は、体の自然治癒力を高めることによって機能すると信じられています。
鍼をツボに刺すと、体が自然に治癒する物質(エンドルフィンやセロトニンなど)を放出します。
これらの物質は、痛みを軽減し、炎症を抑え、血流を改善するのに役立ちます。
鍼灸の効果のあると言われている症状
鍼灸は、さまざまな疾患の治療に効果的であることが示されています。
最も一般的な用途には、次のものがあります。
- 痛み:頭痛、肩こり、腰痛、関節痛など、さまざまな種類の痛みを軽減するのに効果的です。
- 不妊症:排卵を促進し、子宮内膜を厚くすることで、不妊症に効果的です。
- うつ病:脳内のセロトニンやノルアドレナリンのレベルを調節することで、うつ病に効果的です。
- 不安神経症:脳内のセロトニンやノルアドレナリンのレベルを調節することで、不安神経症に効果的です。
- 不眠症:脳の活動を調節することで、不眠症に効果的です。
- 過敏性腸症候群(IBS):腸の筋肉の緊張を緩め、腸の炎症を軽減することで、IBSに効果的です。
- 片頭痛:脳内の血管の拡張を抑制することで、片頭痛に効果的です。
- アレルギー:免疫系の過剰反応を抑制することで、アレルギーに効果的です。
- 高血圧:血管を拡張させ、血圧を下げることで高血圧に効果的です。
副作用
鍼灸は、さまざまな疾患に効果があると言われていますが、すべての人に効果があるわけではありません。
また、一度で効果を実感できる方もいれば、何度かに渡り改善していく方もいます。
鍼灸は安全で効果的な治療法ですが、副作用がないわけではありません。
鍼灸の最も一般的な副作用には、次のようなものがあります。
- 出血
- 腫れ
- 痛み
- めまい
- 吐き気
- 嘔吐
これらの副作用は通常軽度で、数時間以内に消えます。
ただし、副作用が気になる場合は、気兼ねなく伝えてください。
まとめ
鍼灸は、さまざまな疾患の治療に効果的である可能性のある安全で効果的な治療法です。
しかし、鍼灸を受ける前に、副作用についても理解しておくことが重要です。
副作用を考慮しても鍼灸は体を整える上でとても有効的ですのでぜひご来院ください。
来院~施術の流れ
問診
来院されたら、まずはゆっくりとお話を聞かせていただきます。
初診では、お時間を80分程度みておいてください。
(2回目以降は60分程度で終わります)
お着替え
お着替えはこちらでご用意しておりますが、気になる方はご持参いただいても大丈夫です。
施術
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼をお灸をします。
(場合によっては顔も)
その後、うつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
お会計・次回予約
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
(あとからご予約いただくこともできます)