鍼灸は、針やお灸などの刺激によって、人体の自然治癒力を高める東洋医学の治療法です。
逆子は、医学的には「骨盤位」と呼ばれ、子宮の中で赤ちゃんの頭が上で、おしりや足が下になっている状態のことをいいます。
古くから鍼灸と逆子の関係性について研究が行われており、有効性が示されています。
鍼灸による逆子治療の目的は、子宮の血流を改善し、赤ちゃんの自然回転を促すことです。
鍼灸による逆子治療の回転率
逆子治療の回転率は鍼灸施術を行った場合、70%~90%と報告されています。ただし、治療開始時期や胎児の大きさ、母体の体調などによって、回転率は変動します。
鍼灸による逆子治療の安全性
母体や赤ちゃんに安全な治療法であると鍼灸は考えられていますが、まれに以下のような副作用が出ることがあります。
- 出血
- 感染
- アレルギー反応
鍼灸による逆子治療の注意点
妊婦の方が鍼灸を行う際には、以下の点に注意しましょう。
- 必ず鍼灸師の指導のもとで行う
- 治療開始時期は、妊娠32~34週が望ましい
- 治療回数は、週に2~3回程度が目安
鍼灸による逆子治療のメリット
鍼灸による逆子治療には、以下のようなメリットがあります。
- 帝王切開のリスクを軽減できる
- 自然分娩を希望する妊婦さんに適している
- 母体や赤ちゃんに安全な治療法である
まとめ
鍼灸による逆子治療は、有効性と安全性が高く、帝王切開のリスクを軽減できる治療法です。自然分娩を希望する妊婦さんにとって、有効な選択肢の一つとなるでしょう。
【逆子治療をご希望の方へ】
逆子治療の場合、上記にも書きましたが週2〜3回が望ましいです。
ただその場合費用がかさみこれから生まれてくるお子様に使う分が減ってしまうため
逆子治療に限り1回30分3000円でご案内させていただきます。
ご連絡の際、逆子治療希望とお伝えください。
来院~施術の流れ
予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)
- ご来院
- 問診
- 検査、テスト、切診(触診)
- 状態、施術の説明、確認
- 施術
- 施術後の状態の確認
- お会計・次回予約
初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。
2回目以降は60分程度で終わります。
施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。
次にうつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
初めての方は初診料がかかります。
ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。
ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。
施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。
事前のご予約をお願い致します。