慢性胃炎は、胃の粘膜に炎症が起こる病気です。
主な症状は、胃痛、腹痛、吐き気、嘔吐、食欲不振などです。
慢性胃炎とは
この症状は、ピロリ菌感染が原因で起こることが多く、生活習慣やストレスも関与していると考えられています。
鍼灸治療は、慢性胃炎の症状の改善に効果的であると考えられています。
原因
慢性胃炎の原因は、大きく分けて以下の2つが挙げられます。
- ピロリ菌感染
ピロリ菌は、胃の粘膜に感染して、炎症を引き起こす細菌です。
慢性胃炎の約90%は、ピロリ菌感染が原因で起こります。
- 生活習慣やストレス
喫煙や飲酒、偏った食生活、ストレスなども、慢性胃炎の原因となると考えられています。
症状
慢性胃炎の主な症状は、以下のとおりです。
- 胃痛
- 腹痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 食欲不振
- 胸やけ
- げっぷ
- 下痢
ひどくなるとどうなるのか
慢性胃炎がひどくなると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの合併症を引き起こすことがあります。
また、胃がんのリスクも高まります。
対策
慢性胃炎の治療法は、原因によって異なります。
ピロリ菌感染が原因の場合は、抗生物質による除菌治療が有効です。
生活習慣やストレスが原因の場合は、生活習慣の改善やストレスの解消が重要です。
鍼灸治療での改善
鍼灸治療は、慢性胃炎の症状の改善に効果的であると考えられています。
以下の2つの作用が、鍼灸治療では期待できます。
- 血行促進作用
鍼灸治療によって、胃の周りの血行が促進されます。
これにより、胃の粘膜の修復が促進され、炎症が改善すると考えられています。
- 自律神経調整作用
鍼灸治療によって、自律神経のバランスが整います。
自律神経が乱れると、胃の働きが低下し、炎症が悪化すると考えられています。
改善例
40代の男性Aさんは、ピロリ菌感染による慢性胃炎で、胃痛や吐き気などの症状に悩まされていました。
Aさんは、鍼灸治療によって、胃痛や吐き気が徐々に改善していきました。
10回の治療を終えた時点で、胃痛や吐き気が消失し、食欲も戻りました。
まとめ
慢性胃炎は、鍼灸治療によって症状の改善が期待できる病気です。
胃痛や腹痛などの症状に悩んでいる方は、鍼灸治療を検討してみてはいかがでしょうか。
来院~施術の流れ
予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)
- ご来院
- 問診
- 検査、テスト、切診(触診)
- 状態、施術の説明、確認
- 施術
- 施術後の状態の確認
- お会計・次回予約
初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。
2回目以降は60分程度で終わります。
施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。
次にうつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
初めての方は初診料がかかります。
ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。
ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。
施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。
事前のご予約をお願い致します。