顎関節症とは鍼灸の力でさよなら!

顎関節症とは


顎関節症は、顎の関節や周辺の組織に起こる疾患です。
主に20代から40代の年齢層で発症しやすいとされています。
この症状はストレスや咬み合わせの異常などが原因とされており、日常生活にさまざまな影響を与えます。

顎関節症の主な症状は多岐にわたります。
まず、顎や顔の痛みや不快感が挙げられます。
これに加えて、口を開け閉めする際に制限を感じることもあります。
さらに、顎の関節部分にクリック音や飛び出し感があることもあります。

これらの症状により、日常生活に支障をきたす場合もあります。
食事や会話が困難になることで、栄養摂取やコミュニケーションに制約を受けることがあります。
また、痛みや不快感が続くことで睡眠の質や精神的な健康にも影響を及ぼす可能性があります。

【鍼灸治療と顎関節症】

鍼灸治療は、顎関節症の症状の軽減に効果的な治療法として知られています。
鍼や灸を組み合わせた東洋医学は、体のエネルギーの流れを整え顎の筋肉(咬筋、顎二腹筋、顎下腺筋など)や関節(顎関節、下顎骨)のバランスを改善することで痛みや不快感を緩和します。
また個別の症状や原因に合わせて施術が行われ、頸部の筋肉(僧帽筋、斜角筋、頚椎深層筋など)や肩周りの筋肉(菱形筋、上腕三頭筋、僧帽筋下部など)のバランスを整えることで顎関節症の改善を促進します。
これにより、顎関節症に伴う痛みや制限された口の開閉、関節のクリック音や飛び出し感などの症状が和らぎます。

このような鍼灸治療による顎関節症のアプローチは、顎関節症の症状に直接アプローチするだけでなく、体全体のバランスを整えることで結果的に改善をもたらす特長があります。
筋肉の緊張の緩和や血液循環の促進、炎症の軽減などのメカニズムを通じて、顎関節症の症状の軽減や生活の質が改善します。

[顎関節症に対する鍼治療の効果][外部リンク:J-stage]

【顎関節症の注意点】

以下の点に注意することが重要です。

・咀嚼の過度な負荷を避ける:
硬い食べ物や大きな口を開ける動作は、顎関節に負担をかける可能性があります。柔らかい食事や小さなかみ合わせを心掛け、関節への負荷を軽減しましょう。

・ストレスの管理
ストレスは顎関節症の症状を悪化させる要因となることがあります。リラクゼーション法やストレス軽減の方法(ヨガ、瞑想など)を取り入れ、心身のリラックスを図ることが重要です。

・適切な姿勢の保持
正しい姿勢を保つことで、顎関節の負担を軽減することができます。座ったり立ったりする際には、背筋を伸ばし、頭と首の位置を正しく保ちましょう。

・過度な口の開け閉めを避ける
食事や口腔ケアの際に口を大きく開け閉めすると、顎関節に負担がかかります。

ゆっくりとした動作で、口の開け閉めを行うようにしましょう。

・歯のかみ合わせの調整
歯科医師によるかみ合わせの調整が必要な場合があります。
かみ合わせの異常が顎関節症の原因となっている場合、適切な治療を受けることが重要です。

・適切な休息と睡眠
十分な休息と良質な睡眠を確保することで、顎関節症の症状の軽減につながることがあります。リラックスした状態で十分な休息を取り、体を回復させることが大切です。

まとめ

個人によって症状や原因が異なります。しかし鍼灸治療で多くの方が症状の改善が見込めます。
また医師や歯科医師の指導のもとで適切なケアを行うことでより良い状態を続けてストレスから解放されましょう

来院~施術の流れ

男性更年期障害 問診

問診

来院されたら、まずはゆっくりとお話を聞かせていただきます。

初診では、お時間を80分程度みておいてください。

(2回目以降は60分程度で終わります)

お着替え

お着替えはこちらでご用意しておりますが、気になる方はご持参いただいても大丈夫です。

施術

施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼をお灸をします。

(場合によっては顔も)

その後、うつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。

施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。

お会計・次回予約

施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。

予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。

(あとからご予約いただくこともできます)

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