過活動性膀胱(OAB)は、
- 頻尿
- 尿意切迫感
- 切迫性尿失禁
などの症状が現れる病気です。
OABの原因は、
- 加齢
- 女性ホルモンの減少
- 糖尿病
- 神経障害
- 骨盤底筋の弱化
などさまざまです。
OABの治療は、薬物療法、生活習慣の改善、手術療法などがあります。
過活動性膀胱の症状
症状は、以下の通りです。
- 頻尿:1日8回以上トイレに行く
- 尿意切迫感:トイレに行きたくなると我慢できない
- 切迫性尿失禁:トイレに行きたくなると尿漏れしてしまう
- 夜間頻尿:夜間に2回以上トイレに行く
- 尿失禁時の尿量が多い
- 尿失禁の頻度が多い
- 尿失禁の程度が重い
過活動性膀胱の原因
原因は、以下の通りです。
- 加齢
- 女性ホルモンの減少
- 糖尿病
- 神経障害
- 骨盤底筋の弱化
- 肥満
- 喫煙
- カフェイン
- アルコール
- ストレス
- 薬剤の副作用
過活動性膀胱の治療法
過活動性膀胱の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。主な治療法は、以下の通りです。
- 薬物療法:抗コリン薬、β3作動薬、α遮断薬などが使用されます。
- 生活習慣の改善:水分摂取量を減らす、カフェインやアルコールを控える、トイレに行く回数を減らす、骨盤底筋のトレーニングをするなどの生活習慣の改善が効果的です。
- 手術療法:重症例で薬物療法や生活習慣の改善が効果がない場合、手術療法が選択されます。
過活動性膀胱の予防法
過活動性膀胱の予防法は、以下の通りです。
- 適度な運動をする
- 水分摂取量を制限する
- カフェインやアルコールを控える
- トイレに行く回数を減らす
- 骨盤底筋のトレーニングをする
- ストレスを管理する
- 定期的に医師の診察を受ける
OABは、生活の質を大きく低下させる病気です。早期に治療を受けることで、症状を改善し、QOLを向上させることができます。
過活動性膀胱と頻尿の違い
この二つの違いとしてわかりやすく説明すると、過活動性膀胱は病名で、頻尿は症状であるということです。
過活動性膀胱は、膀胱が自分の意思とは関係なく収縮することで、頻尿や切迫性尿失禁(急に尿意が起こってトイレまで間に合わずに尿がもれる)などの症状を引き起こす病気です。
頻尿は、一日に何回もトイレに行くことをいいます。頻尿の原因は様々で、過活動性膀胱だけではありません。
症状を改善させるために、鍼灸治療が効果的
鍼灸は、細い針を皮膚に刺すことで、自律神経系のバランスを整え、様々な症状を改善させる効果があります。
鍼灸によるOABの治療は、主に以下の方法で行われます。
- 膀胱周辺のツボに鍼を刺す
- 骨盤底筋を鍛える
- ストレスを解消する
OABの治療の中で鍼灸治療は比較的安全で、副作用が少ないことが特徴です。
来院~施術の流れ
予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)
- ご来院
- 問診
- 検査、テスト、切診(触診)
- 状態、施術の説明、確認
- 施術
- 施術後の状態の確認
- お会計・次回予約
初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。
2回目以降は60分程度で終わります。
施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。
次にうつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
初めての方は初診料がかかります。
ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。
ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。
施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。
事前のご予約をお願い致します。