現代社会では、パソコンやスマートフォンの長時間使用や、目の酷使などにより、視力低下が深刻な問題になっています。
視力低下は、近くのものが見えにくくなる近視や、遠くのものが見えにくくなる遠視、近くも遠くも見えにくくなる老眼など、さまざまな種類があります。
視力低下の原因
症状の原因は、大きく分けて以下の2つが挙げられます。
- 遺伝的要因
大部分は遺伝によって決まります。
近視や遠視の度合いは、親から子へ遺伝することが多くあります。
- 環境的要因
環境的要因としては、以下のようなものが挙げられます。
目の酷使
栄養不足
睡眠不足
ストレス
視力低下による症状
視力低下の主な症状は、以下のとおりです。
- 近くのものが見えにくくなる
- 遠くのものが見えにくくなる
- ぼやけて見える
- 目が疲れやすい
- 頭痛や肩こり
鍼灸治療で視力低下を改善する
視力低下の改善に、鍼灸治療は効果があるといわれています。
鍼灸治療には、以下の2つの作用が期待できます。
- 血行促進作用
これによって、目の周りの血行が促進されます。
これにより、目の筋肉や神経の働きが活性化され、視力が改善すると考えられています。
- 自律神経調整作用
鍼灸治療によって、自律神経のバランスが整います。
自律神経が乱れると、目の疲れやストレスが蓄積され、視力低下を招くと考えられています。
鍼灸治療例
50代女性の視力回復に成功した鍼灸治療
50代の女性Aさんは、パソコンとスマートフォンの長時間使用による目の酷使で視力が著しく低下していました。
裸眼視力は0.1程度で、運転免許の更新試験に合格する目がありませんでした。
Bさんは、当院に鍼灸治療を希望して来院されました。
当院では、目の血液循環の改善を第一に施術を行いました。
首のこりもあったので、うつ伏せから首肩まわりの血流改善から行い、目のまわりだけでなく頭にも鍼通電療法を行いました。
治療後、Bさんは「目がスッキリして視界がクリアになった」と喜んでいました。
翌日の検査で、裸眼視力が0.7まで回復したと報告がありました。
当院では、視力回復を維持することを目標に、適度な運動とスマートフォンを見すぎないようにするなどのアドバイスを行いました。
それ以降Aさんは1か月に1回メンテナンスとして治療を継続しており、視力は保たれています。
鍼灸治療で視力回復を目指す
鍼灸治療は、視力回復を目指すための有効な手段のひとつです。
視力回復を鍼灸治療で叶え、未来を見渡す明るい視界を手に入れましょう。
来院~施術の流れ
予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)
- ご来院
- 問診
- 検査、テスト、切診(触診)
- 状態、施術の説明、確認
- 施術
- 施術後の状態の確認
- お会計・次回予約
初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。
2回目以降は60分程度で終わります。
施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。
次にうつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
初めての方は初診料がかかります。
ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。
ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。
施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。
事前のご予約をお願い致します。