自律神経の役割と鍼灸治療

【鍼灸治療の効果】

鍼灸の効果は、多くの研究で実証されています。
ハリやお灸をすることで自律神経系の活性化を抑制し、ストレスレベルを低下させ、心拍数と血圧を安定化させることが示されています。
（交感神経を抑えてくれて副交感神経を働かせることでリラックスすること）

また、

• 不眠症
• うつ病
• 不安障害
• 緊張型頭痛

などの治療にも有効です。

うつ病と補完療法について知っておくべき8つのこと【厚生労働省：eJIM参照】

鍼灸治療は、他の治療法と併用して使用されることがあります。
鍼灸施術は、副作用がほとんどないためどんな方にも比較的安全な治療法といえます。

治療を行う前に患者の健康状態や症状、薬の服用歴などを詳しくヒアリングさせていただき刺激量などの提案をさせていただくことで状態の悪化を未然に予防していきます。

【鍼灸を受ける上で気をつける点】

基本的には大人から子供にも有効ですが

• 妊娠中の女性（初期）
• 血が固まらない薬を飲んでいる方

など、特定の状況下では注意が必要です。 

妊婦の場合は安定期を過ぎた頃ですと問題なく治療を行うことができますが、担当の医師にまず相談してください。

また、鍼灸ですが治療は継続的な治療が必要となる場合があります。
総じて言えることは、鍼灸治療は自律神経のバランスを整えるために非常に効果的な治療法であることがわかっています。

【鍼灸が自律神経治療に向いている理由】

鍼灸で自律神経を整えることができる理由は、以下の2つが挙げられます。

• 自律神経のツボを刺激することで、自律神経のバランスを整える

人間の体には、自律神経のバランスを整える効果のあるツボが数多くあります。鍼灸師は、患者さんの症状や状態に合わせて、適切なツボを選んで施術を行います。

• 鍼灸によって血行やリンパの流れを促進することで、自律神経の働きを正常化する

鍼灸によって血行やリンパの流れが促進されると、自律神経の働きが正常化されます。

具体的には、鍼灸によって以下の効果が期待できます。

• 交感神経と副交感神経のバランスを整える
• 自律神経の働きを正常化する
• 自律神経の機能を高める

当院での自律神経調節治療

当院では腹診（お腹の状態）に重きを置いて治療を行います。

ですので、施術を始める前に仰向けに寝ていただきお腹を触ります。

全体的に圧痛や冷え、気持ち悪さなどをチェックします。

また、おへその少し下（大体指３本分）程度下まで触らせていただきますのでその際はしっかりお声がけさせていただきます。

治療する部分はお身体の状態を見て頭からつま先までツボを選んで治療させていただきます。

デリケートな部分に行うことはありませんが、ここは触られたくないなどありましたらお気軽にお伝えください。

来院～施術の流れ

予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
（ネットですでに問診票記入済みの場合）

1. ご来院
2. 問診
3. 検査、テスト、切診（触診）
4. 状態、施術の説明、確認
5. 施術
6. 施術後の状態の確認
7. お会計・次回予約

初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。

2回目以降は60分程度で終わります。

施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。

施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。

次にうつ伏せになり首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。

施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。

施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。

予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。

初めての方は初診料がかかります。

ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。

ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる２４時間の受付が可能です。

施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。

事前のご予約をお願い致します。

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