肩こりについて
肩こりは、首から肩にかけての筋肉のこわばりや痛みです。
日本人の約8割が経験する、国民病ともいわれる症状です。
肩こりの原因はさまざまですが、長時間同じ姿勢を続けることや、運動不足、ストレスなどが主な原因です。
肩が凝ると、次のような症状があります。
- 首や肩のこわばり
- 痛み
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
- 腕のしびれ
症状が悪化すると、日常生活に支障をきたすこともあります。
肩こりのセルフケア
肩こりのセルフケアには、次のような方法があります。
- ストレッチ
- マッサージ
- 入浴
- 温熱療法
- 休息
ストレッチは、肩こりの原因となる筋肉をほぐすのに効果的です。
肩こりのときは、首や肩を回したり、腕を前に挙げたり、後ろに回したりするストレッチをしましょう。
マッサージも、肩こりの解消に効果的です。
肩こりのときは、首や肩の筋肉を揉みほぐしましょう。
ただし、強く揉みすぎると逆効果になるため、注意が必要です。
入浴は、肩こりの症状を和らげるのに効果的です。
温度は40度程度のぬるま湯に浸かり、ゆっくりと体を休めましょう。
温熱療法も、肩こりの症状を和らげるのに効果的です。
方法としてはお風呂に入る、ホットタオルやカイロを使用する、電気治療器を使用するなど、さまざまあります。
休息も、肩こりの症状を和らげるのに大切です。
痛みやハリ感がひどいときは、無理をせずに休息しましょう。
肩こりにならないために注意すること
肩こりにならないために、次のようなことに注意しましょう。
1. 姿勢を良くする
姿勢を良くすることは、肩こり予防の基本です。
長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張して肩こりを引き起こしやすくなります。
こまめに姿勢を正し、休憩をとるようにしましょう。
2. 定期的に運動する
定期的に運動することも、肩こり予防に効果的です。
運動は、筋肉をほぐし、血行を良くします。
ウォーキングやジョギング、水泳などの軽い運動を、週に3〜4回、30分程度を目安に行うようにしましょう。
3. 十分な睡眠をとる
十分な睡眠をとることも、肩こり予防に大切です。
睡眠不足は、筋肉の疲労やストレスを蓄積させ肩こりを引き起こしやすくなります。
1日7〜8時間の睡眠を心がけましょう。
4. ストレスをためない
ストレスは、筋肉の緊張や血行不良を引き起こし、肩こりを引き起こしやすくなります。
また、趣味や好きなことに打ち込んだりリラックスできる時間を作ったりしてストレスを解消しましょう。
5. 水分をたくさん飲む
水分は、筋肉の疲労回復や血行促進に役立ちます。
1日に1.5〜2リットルの水を飲むようにしましょう。
6. 食生活に気を付ける
食生活に気を付けることも、肩こり予防に大切です。
肩こりに効果的な栄養素には、ビタミンB群、カルシウム、マグネシウムなどがあります。
ビタミンB群は、筋肉の疲労回復に役立ちます。カルシウムは、筋肉の緊張を緩和する効果があります。
マグネシウムは、血行を良くする効果があります。
これらのアドバイスを日常生活に取り入れることで、肩こりの予防に効果的に働くでしょう。
肩こりに対する鍼灸治療のメリット
肩こりに対して鍼灸を受けるメリットをいくつかご紹介します。
- 筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減します。
- 血行を促進し、こりを改善します。
- 自律神経のバランスを整え、肩こりを根本から改善します。
- 副作用が少なく、安全に施術を受けることができます。
肩のコリはほとんどの人が経験する可能性がある症状です。
しかし、セルフケアや予防策を心がけることで、肩こりを改善したり予防したりすることができます。
その中でも肩こりの症状が気になるときには鍼灸治療は、肩こりに対して効果的な治療法です。
肩こりに悩んでいる方は、鍼灸治療を検討してみてはいかがでしょうか。
【頸・肩上部の肩こりに対する低周波鍼通電療法の効果】(外部サイト)
来院~施術の流れ
問診
来院されたら、まずはゆっくりとお話を聞かせていただきます。
初診では、お時間を80分程度みておいてください。
(2回目以降は60分程度で終わります)
お着替え
お着替えはこちらでご用意しておりますが、気になる方はご持参いただいても大丈夫です。
施術
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼をお灸をします。
(場合によっては顔も)
その後、うつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
お会計・次回予約
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
(あとからご予約いただくこともできます)