歯ぎしりや食いしばりをする原因とは?
歯ぎしりや食いしばりというのはどういった状態か知っていますか?
本来歯というのは上の部分と下の部分はくっつかない状態が正常な状態です。
今、あなたは歯が当たっていませんか?
知らず知らず、眠っている間や日常的に歯ぎしりや食いしばりをしているかもしれません。
これは、身体や心の状態によって引き起こされる現象なのです。
歯ぎしりや食いしばりとは
歯ぎしりは、無意識のうちに歯を擦り合わせる行為を指します。
一方、食いしばりは、同じく無意識のままで、強く歯を噛みしめることを意味します。
これらの症状は、身体がストレスや緊張を解消しようとする一環として発生することがあります。
そして強く噛み締めている時は自律神経の交感神経が働いている時が多く常に興奮状態になり疲れも溜まりやすくなります。
主な原因
- 物理的要因:噛み合わせの悪さ
歯や顎の噛み合わせが正しくない場合、睡眠中に無意識に歯ぎしりや食いしばりが増える可能性があります。
歯は、パズルのピースのようにきちんとはまることで正しく機能します。しかし、一部がずれてしまうと、全体のバランスが乱れ、調整しようとするのです。 - 精神的要因:ストレス
日中のストレスや不安が、夜間の睡眠中に歯ぎしりや食いしばりを引き起こすことがあります。緊張が体に影響を及ぼすため、無意識のうちに歯を動かしてしまうことがあるのです。
ストレスは、心の中でグルグルと渦巻く感情です。その渦が体にも影響を与え、歯ぎしり・食いしばりといった症状が現れることがあります。 - その他の要因
飲酒や喫煙、特定の薬物の使用、寝る姿勢なども、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりに影響を与える要因となることがあります。また、歯ぎしり・食いしばりに関連する筋肉の状態も影響を及ぼすことがあります。
関係する筋肉と鍼灸治療の効果
歯ぎしりや食いしばりには、顎の周りにある筋肉が関与しています。特に、咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉が重要な役割を果たしています。
この筋肉が過度に緊張することで、歯ぎしりや食いしばりが悪化する可能性があります。
鍼灸治療は、このような筋肉の緊張を緩和し、血流を改善する効果があると言われています。
鍼や灸を用いて特定のポイントを刺激することで、筋肉の緊張が和らぎ、歯ぎしりや食いしばりの症状を緩和することが期待されます。
睡眠中に起こる歯ぎしり・食いしばりの対策
これらの問題を軽減するためには、以下の対策が役立ちます。
・マウスピースの装着
専用のナイトガードやマウスピースを寝る時に使うことで、歯ぎしりや食いしばりを和らげることができます。
この装着具は歯を保護し、症状を軽減する役割を果たします。
・噛み合わせの調整
歯科医師の指導を受けて、正しい噛み合わせを確保しましょう。
正確な噛み合わせは、歯ぎしりや食いしばりを防ぐ重要なポイントです。
ストレス管理
リラクゼーション法や運動を取り入れてストレスを軽減しましょう。
ストレスが和らぐことで、歯ぎしりや食いしばりも減少する可能性があります。
健康的な生活習慣の見直し
アルコールやタバコの摂取を控え、質の良い睡眠環境を整えることで、歯ぎしりや食いしばりを防ぐことができます。
歯医者での相談
専門の歯科医師に相談し、個別の状態に合わせた治療法やアドバイスを受けることが大切です。
まとめ
睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは、身体や心に悪影響を及ぼす可能性があります。
適切な対策を取ることで、これらの問題を軽減し、健康な睡眠と口腔状態を維持しましょう。
来院~施術の流れ
予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)
- ご来院
- 問診
- 検査、テスト、切診(触診)
- 状態、施術の説明、確認
- 施術
- 施術後の状態の確認
- お会計・次回予約
初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。
2回目以降は60分程度で終わります。
施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。
次にうつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
初めての方は初診料がかかります。
ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。
ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。
施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。
事前のご予約をお願い致します。