呑気症とは?
呑気症とは、空気を飲み込むことで、胸やお腹に空気が溜まってしまう病気です。空気が溜まると、げっぷやしゃっくり、お腹の張りなどの症状が出ることがあります。
具体例:
・食事中に口呼吸をすると、空気を一緒に飲み込んでしまうことがあります。
・炭酸飲料や水を急いで飲むと、空気を飲み込んでしまうことがあります。
チックとは?
チックとは、自分の意思とは関係なく、突然、同じ動きや音を繰り返す病気です。
具体例:
・まばたきや首振り
・「アッ」「ンッ」などの声
・しゃっくりやゲップ
呑気症とチックの関連性
呑気症が原因でチックになることがあります。空気が溜まると、胸やお腹の張り、吐き気などの不快な症状が出ることがあります。そのため、子どもはストレスを感じたり、不安になったりして、チックが出やすくなります。
具体例:
・空気が溜まって吐き気がするから、ゲップを出そうとしている
・お腹が張って気持ち悪いから、首を振っている
呑気症とチックを治すには?
呑気症を治すには、空気を飲み込みにくいように生活習慣を改善することが大切です。具体的には、以下のことに気をつけましょう。
- 口呼吸をしない
- 食事はゆっくりとよく噛んで食べる
- 炭酸飲料や水を急いで飲まない
また、チックがひどい場合は、薬や療育によって治療することもできます。
具体例:
・口呼吸を防ぐために、マスクや鼻クリップをつける
・食事の前に深呼吸をして、お腹を空っぽにする
・炭酸飲料や水は、コップ1杯を15分かけて飲む
鍼灸が呑気症に効果的
呑気症の治療には、鍼灸が効果的であることが知られています。鍼灸は、ツボに鍼を刺すことで、自律神経のバランスを整え、体の機能を改善する効果があります。
具体例:
・胃の周りのツボに鍼を刺すことで、胃の働きを活発にして、空気の吸収を抑えることができます。
・腸の周りのツボに鍼を刺すことで、腸の蠕動運動を促して、空気の排出を促進することができます。
鍼灸は、痛みや副作用が少なく、子どもにも安心して受けることができます。
まとめ
呑気症は、空気を飲み込むことで、胸やお腹に空気が溜まってしまう病気です。それが原因でチックになることもあります。
呑気症を治すには、空気を飲み込みにくいように生活習慣を改善することが大切です。また、チックがひどい場合は、薬や療育によって治療することもできます。
鍼灸は、呑気症に対して効果的な治療法です。呑気症の症状がひどい場合は、鍼灸を検討してみてはいかがでしょうか。
来院~施術の流れ
予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)
- ご来院
- 問診
- 検査、テスト、切診(触診)
- 状態、施術の説明、確認
- 施術
- 施術後の状態の確認
- お会計・次回予約
初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。
2回目以降は60分程度で終わります。
施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。
施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。
次にうつ伏せになり首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。
施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。
施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。
予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。
初めての方は初診料がかかります。
ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。
ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。
施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。
事前のご予約をお願い致します。