不妊症の鍼灸治療

不妊症 鍼灸

不妊症は、夫婦生活を1年間以上行っても妊娠しない状態を指します。

日本では、約15組に1組が不妊症とされています。

原因

不妊症の原因はさまざまですが、女性の原因として、排卵障害、卵管の異常、子宮内膜症、子宮筋腫などが挙げられます。

鍼灸とは

不妊症の鍼灸治療は、これらの原因を改善し、妊娠を促すための治療法です。

鍼灸は、体内のツボに鍼を刺したり、お灸をしたりすることで、血行や自律神経のバランスを整え、内臓の働きを高める効果があるとされています。

鍼灸がなぜ不妊症に効果的なのか

不妊症に鍼灸が効果的である理由は、以下の2つが挙げられます。

  1. 血行や自律神経のバランスを整える

血行が悪くなると、卵巣や子宮などの生殖器官に十分な栄養や酸素が届かなくなり、排卵や着床が正常に行われにくくなります。

また、自律神経のバランスが乱れると、ホルモンバランスが崩れ、排卵障害や子宮内膜症などの不妊症の原因となる可能性があります。

鍼灸は、血行を促進し、自律神経のバランスを整えることで、これらの問題を改善し、妊娠を促す効果があるとされています。

  1. 内臓の働きを高める

卵巣や子宮などの生殖器官は、自律神経の支配を受けています。

自律神経のバランスが乱れると、生殖器官の働きが低下し、妊娠が難しくなる可能性があります。

鍼灸は、自律神経のバランスを整えることで、生殖器官の働きを高め、妊娠を促す効果があるとされています。

不妊症治療によく使われるツボ

不妊症の鍼灸治療でよく使うツボは、以下のとおりです。

  • 足三里(あしさんり)
  • 三陰交(さんいんこう)
  • 腎兪(じんゆ)
  • 中極(ちゅうきょく)
  • 関元(かんげん)

これらのツボは、生殖器官の働きを高めたり、血行を促進したりする効果があるとされています。

まとめ

不妊症でお悩みの方は、まずは原因を正しく把握することが大切です。

原因によっては、鍼灸治療だけでは改善が難しい場合もあります。

そのため、鍼灸治療を検討する前に、まずは医療機関を受診し、検査を受けることがおすすめです。

また、鍼灸治療は、西洋医学の治療と併用することで、より効果的です。

鍼灸治療に興味がある方は、ぜひ一度ご来院していただければと思います。

来院~施術の流れ

男性更年期障害 問診

予約いただく際には、以下の流れに従っていただきます。
(ネットですでに問診票記入済みの場合)

  1. ご来院
  2. 問診
  3. 検査、テスト、切診(触診)
  4. 状態、施術の説明、確認
  5. 施術
  6. 施術後の状態の確認
  7. お会計・次回予約

初診の場合は、お時間を80分程度みておいてください。

2回目以降は60分程度で終わります。

施術前にはお着替えが必要ですが、こちらでご用意しております。

施術は仰向けからスタートし、足、腕、お腹、胸などに鍼とお灸をします。

次にうつ伏せになっていただき、首、背中、腰、足、などに鍼とお灸をします。

施術後は、再度仰向けになっていただき、脈や顔色などを再確認して施術終了です。

施術前と施術後の状態の変化をお聞きしたのち、お会計をさせていただきます。

予定が決められる方には次回のご予約をお取りします。

初めての方は初診料がかかります。

ですが1年未満の場合は期間が空いても頂くことはありません。

ご予約は、メール、予約フォーム、LINEによる24時間の受付が可能です。

施術者が専属で施術を行うため、急な施術には無理が生じるおそれがありますので、完全予約制となっています。

事前のご予約をお願い致します。

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