現代社会では、パソコンやスマホの長時間使用が一般的です。
その影響で、目の乾燥や疲れ、いわゆる「ドライアイ」に悩む人が増えています。
ドライアイは目の乾燥感や異物感を引き起こし、視力低下など生活に支障をきたすことも少なくありません。
目薬や加湿器などの対策も有効ですが、鍼灸もまたドライアイの改善に役立つ治療法として注目されています。
今回は、鍼灸がどのようにドライアイに効果を発揮するのかを詳しく解説します。
ドライアイの原因とは?
ドライアイは涙の分泌が減少したり、質が悪化することで発生します。主な原因には以下のものがあります。
- パソコンやスマホの長時間使用によるまばたきの減少
- 加齢による涙の分泌低下
- 乾燥した環境、エアコンの使用
- コンタクトレンズの長時間装用
これらの要因が複雑に絡み合い、目が乾燥しやすくなります。
鍼灸がドライアイに効果的な理由
鍼灸は東洋医学の一つで、身体の自然治癒力を引き出す治療法です。ドライアイに対して鍼灸が効果的な理由は以下の通りです。
まず、鍼灸は目の周りのツボを刺激して血流を改善します。
血行が良くなることで目に必要な栄養が行き渡り、涙の分泌が促されます。
次に、鍼灸は自律神経を整える効果があります。
ストレスや長時間のパソコン作業で乱れた自律神経を調整することで、目の機能が正常化し、涙がスムーズに分泌されるのです。
さらに、鍼灸は目の周りの筋肉の緊張をほぐし、目の疲れや乾燥感を軽減します。
これにより、目の潤いが保たれ、ドライアイの症状が和らぎます。
ドライアイに効く代表的なツボ
鍼灸でよく使われるツボには次のものがあります。
- 攅竹(さんちく):眉の内側にあり、目の乾燥や疲れを緩和します。
- 太陽(たいよう):こめかみの部分に位置し、血流を改善します。
- 風池(ふうち):首の後ろにあるツボで、全身の血流を促進し、目の潤いを助けます。
まとめ
ドライアイに悩んでいる方には、鍼灸治療が自然なアプローチとして有効です。
血行を促進し、自律神経を整えることで、目の乾燥感が軽減されます。
目薬では効果を感じられない場合にも、鍼灸は効果が期待できる治療法です。
ぜひ一度、鍼灸治療を試してみてください。
来院~施術の流れ
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【ご来院の流れ】
(ネットで問診票を記入済みの場合)
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まず、当院にお越しください。 - 問診と検査
次に、問診を行い、状態確認のための簡単な検査や触診をします。 - 施術内容の説明
その後、施術内容をわかりやすく説明し、ご確認いただきます。 - 施術開始
施術は仰向けからスタートします。足や腕、お腹に鍼とお灸を行います。次に、うつ伏せになり、首や背中、腰にも施術をします。 - 施術後の確認
最後に、施術後の状態を再度確認します。 - お会計と次回予約
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